美髪へのステップは頭皮から!効果的なケア方法は?

顔や体はしっかりケアしていても、頭皮は「髪に覆われているから大丈夫」と思っていませんか?
普段は見えない部分なので油断しがちですが、美しい髪を作るには頭皮こそ大切なのです。

頭皮は美しい髪の「土台」です

私たちの髪は、頭皮内部の毛根でつくられています。
毛根には髪の毛を生み出す「毛母細胞」があり、この毛母細胞が何度も分裂することで、表面にあらわれる毛髪へと育っていきます。健康な母体のもとで健康な赤ちゃんが育まれるように、毛母細胞がすくすくと成長するにはたくさんの栄養が必要です。

偏った食生活や無理なダイエット、ストレスなどで血行が悪くなり栄養が不足すると、生えてくる髪は細くてコシのない毛になりがち。
年齢とともに気になる「うねり」やボリュームダウンも、何より頭皮の環境による個人差が大きいのです。健康な頭皮は、美しい髪を育てる土台=畑のようなもの。まずは血流を良くして、頭皮に栄養を行き渡らせることが大切です。

あなたの頭皮は大丈夫?セルフチェックのやり方

まずは、あなたの頭皮の状態をセルフチェックしてみましょう。
マッサージをするように指の腹でぐっとつかんでみて、頭皮を1センチ以上動かせればOK。
理想の頭皮はおでこと同じ固さですから、おでこの皮膚よりも動かしづらい場合は血行が悪くなっているかもしれません。また日頃から睡眠不足の人や、運動不足、脂っこい食事が好きな人、ニオイやフケが気になる人も、頭皮が血行不良を起こしている可能性があります。

また、できれば美容院などで、頭皮の状態をチェックしてもらいましょう。
健康な頭皮はほのかに青白く透明感があるのに対し、血行不良が起きている頭皮は黄色から赤に近いのが特徴です。特に赤くなっている人は炎症がある可能性大。今すぐケアが必要です。

マッサージで血行改善

美しい髪の土台となる頭皮をケアするには、何よりもまず血行を改善すること。
睡眠不足や運動不足の解消、タンパク質や野菜を中心とした栄養バランスの良い食事はもちろん大切ですが、手軽に始められるのは頭皮マッサージです。

まずは、血行不良で凝りやすい「側頭筋(そくとうきん)」をほぐしましょう。
側頭筋は、こめかみと耳の上にある手のひら1枚分くらいの筋肉です。目を動かしたり、ものを噛んだりする際に使うため、長時間パソコンを見るデスクワークや、ストレスによる食いしばりで凝りやすい部位。ここを、円を描くようにぐ~っと押していきます。

爪を立てると頭皮に傷をつけてしまうので、指の腹を使いましょう。
小さな円をいくつも描くように、気持ちいいと感じる強さで押していきます。側頭筋がほぐれると血流が蘇り、最初は動かなかった頭皮が動くようになってきます。

同じように、うなじの少し上にある「後頭筋」もほぐしましょう。
首をやや前に傾けて、小さな円を描くようにもんでいきます。肩や首のこりが解消され、頭皮への血流が復活するのが分かると思います。

毎日のシャンプーでは、頭皮をやさしく洗う

健やかな頭皮を保つには、血流改善に加えて日々のシャンプー方法を見直すことも必要です。
シャンプーは毛髪を洗うというより、頭皮の汚れを落とすものだと心得て、頭皮をマッサージするように洗いましょう。

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